成年後見人の仕事

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こんにちは、芦屋のうちで法務事務所 代表司法書士の向井亜希子です。

司法書士の仕事の一つに、成年後見があります。
アルツハイマー病や精神疾患等で、認知能力が衰えた方の権利を保護するための制度です。

成年後見人の20%弱が親族、残りは専門職なのですが、その専門職の中で一番多いのが司法書士なんです。
ちょっと意外ではないですか?
私自身は、司法書士になるまで、成年後見人て社会福祉士さんがほとんどだと思っていました…

お金の管理をしたり、面会に行っては元気に過ごされてるかな?と様子を伺ったりするのが通常の業務なのですが、4月は年度初めということで市役所等への提出書類が多く、なかなか大変でした💦
書類の提出が終わってひと段落、といったところで、5月は後見申立の業務が続いています。
賛否両論ある制度ではありますが、やはり社会的に必要とされている制度なんだなぁと改めて実感しています。

ご家族がいる場合、わざわざ後見人なんて!と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、そのようなケースでも、遺産分割協議や家を売るときに後見人を立てる必要が生じる場合があります。
そういうケースも想定し、将来に備えて、元気なうちに後見人を指定しておくしくみや(任意後見)、特定の財産管理をまかせるしくみ(民事信託)などもありますので、気になる方はお気軽にご相談くださいませ。

余談ですが、司法書士が所属する、リーガルサポートという後見業務を支えている団体があります。
(わたしも所属しています)

一般トップページ | 公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート (legal-support.or.jp)


通常、1年に1回、家庭裁判所に後見業務の報告をするのですが、所属員は、リーガルサポートに対してもっと頻回に細かく後見業務の報告を求められています。市民の皆さんの権利をきちんと保護できているか、わたしたちは厳しーく見張られているんです。(それだけではなく、よりよい後見業務ができるように研修なども充実しています!)

なので(見張られていなくてももちろん悪さはしませんが!)、より安心してご利用くださいね(^^♪


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